遺伝子検査

この検査では、採血をして、約70種の遺伝子を解析し、12項目（保湿、アトピー性皮膚炎、皮脂、くすみ、しみ、体内老化、しわ、たるみ、毛穴、肥満、喫煙、更年期障害）の肌老化に関する遺伝的リスクを判定（日本人10,000人以上のデータと比較）します。

検査結果レポートのサンプルはこちら

サインポスト遺伝子検査の特徴

• 日本人に特化している
• 調べる遺伝子の数が70項目と、他の遺伝子検査を圧倒している
• 10,000例以上の日本人/東アジア人のデータに基づいている
• 生活習慣の改善につながる項目に絞り込んでいるため、体の内側からの対策にも活用できる
• 遺伝子結果に基づいて「パーソナライズ」された生活習慣のアドバイス
• 調べた遺伝子ごとに日本人保有率がわかる
  
  
  

自宅用遺伝子検査との違いとは

現在、ネット通販などでさまざまな遺伝子検査キットが販売されていますが、このような簡易的な遺伝子検査のことをDTC（Direct To Consumer）検査といい、アメリカでは「レクリエーショナル検査」とも呼ばれています。一方、当院で行っている検査は「医療機関グレード」もので信頼性が高いのですが、高額かつ来院して採血しなければならないという手間があります。
この「医療機関グレード」のものとDTC検査との違いは何でしょうか。簡単にいってしまうと、最終結果であるリスク判定は何を「基準」にしているのかです。
たとえば、体がだるいので体温を測ってみたら37.2℃だった場合「熱があるな」と解釈する人が多いでしょう。しかしその「熱がある」の根拠は？
熱があるかないかは、その根拠となる基準に照らし合わせて、それよりも高いか低いかで判断しているはずなのです。ちなみに、感染症法では脇の下で測る体温は37.5℃以上を発熱としています。よって、この基準でいえば37.2℃は「熱はない」になります。しかし、子どもの頃から「37.0℃以上だと熱がある」と親から言われてきた人たちは「37.0℃」が分岐点と考えるでしょう。つまり、何を「基準」にするのかによって解釈が異なってくるということです。遺伝子検査も同じことがいえます。解析器で得られた遺伝子のデータは、一体どういった基準に照らし合わせて、リスクが高い、低いといった結果を出しているのかということです。
ところで、DTC製品で「精度99.9%」とアピールしているものがありますが、これはおそらく遺伝子解析器の精度のことで、先ほどの例でいえば体温計自体の精度をいっているのと同じです。もちろん、遺伝子検査ではこの「精度」も大切ですが、おそらくどこの検査会社の解析器もそれなりに十分な精度を保っているでしょう。それ以上に重要なのは、信頼性の高い「基準」に基づいてリスク判定を出しているのかといった点です。
当院のサインポスト遺伝子検査は、大阪大学医学部の研究による10,000例以上の日本人および東アジア人のデータに基づいているため、きわめて信頼性が高い参照基準であるといえます。また、40ページにも及ぶレポートには、結果に基づいてご本人に合わせた生活習慣や栄養のアドバイスが詳細に記載されています。なかでも興味深いのは、該当する遺伝子ごとに、日本人の何%がその遺伝子を保有しているのかがわかることです（レポートの「遺伝子型の日本人保有率」）。これにより、ほかの人があまり持っていない遺伝子型を自分が有しているのかどうかも把握できます。
以上のことから、生涯に一度でよいとされる遺伝子検査こそ、医療機関レベルのものを選ばれることをお勧めします。また、医療機関グレードのサプリメントも処方しておりますのでご希望であればお申し出ください。

サインポスト「肌老化予防プログラム」検査の費用

※初診料が必要な医療機関が多いなか、当院では自費診療について初診料はいただいておりません。
※予約制です。
※遺伝子検査同意書への署名が必要です。
※遺伝子結果が出るまで最長で1ヵ月程度かかります。結果説明のため再度来院していただきます。

上記3種類の検査を同時に受けられると、
料金がややお得になります