栄養ドック

ご注意!

この診療は、検査から治療まですべて健康保険が適用されないため完全に自費診療となります。

栄養解析ドックを
お勧めする方

栄養解析ドックをお勧めする方
  • イライラする、朝起きるのが困難な方

  • 体の内部から美容ケアをすることに興味がある方

  • 更年期による不定愁訴で困っている方

  • なんとなく元気がない、だるい、疲れやすい方

  • 人間ドック、検診、その他保険診療による検査で問題がないのに体調がすぐれない方

「そういう体質だろうから仕方ない」、「ちょっとした体調不良だろう」と片づけていた症状が、実は栄養不足が原因であることも少なくありません。
当院では、対症療法だけでなく、根本的に体質を改善できるようサポートします。

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栄養解析ドックについて

原因不明の体調不良は、実は栄養不足が原因となっていることもあります。必要な栄養をしっかりと補給することで、症状だけでなく全身の状態やQOL(生活の質)の改善に効果があるとされています。私たちの身体は日々の何気ない食事によって作られています。栄養解析ドッグでは、医療用サプリメント、適切な食事指導、点滴療法などを行って、不足している栄養素を補給し、根本的に体質を変えられるようサポートいたします。

オーソモレキュラー栄養療法の検査である「栄養解析検査」では、70にも及ぶ項目について検査を行います。通常の検診などでは「異常なし」とされていても、オーソモレキュラー療法のアプローチでは「異常なしとはいえない」場合も多くあります。たとえば、肝機能の指標として知られる「AST」、「ALT」という項目があります。数値が正常値をオーバーしていれば「異常あり」、正常値よりも低ければ「異常なし」とされるのが一般的な検査です。
一方、オーソモレキュラー栄養療法ではこれらの数値が低くても、両値の差が2を超えている場合「ビタミンB不足」であるとみなします(AST:20、ALT:16など)。「尿酸値」の場合、正常値を超えていなくても、この値が低過ぎると「抗酸化力の低下」を疑います。このように、オーソモレキュラー栄養療法のアプローチにより、通常の検診や検査では「異常なし」とされていても必ずしも「異常なし」ではないことがわかり、不調の原因が明らかになるということもあります。この検査により、70にも及ぶ項目にこのようなアプローチをとりながら不調の原因を探っていきます。

オーソモレキュラー栄養療法と一般的な検査の解釈の違い

検査項目 一般的な検査での解釈 オーソモレキュラー栄養療法での解釈
総タンパク 栄養状態、肝・腎機能 全身状態、タンパク代謝、酸化ストレス
アルブミン 栄養状態、肝機能 全身状態、タンパク代謝
AST(GOT) 肝機能 全身状態、タンパク代謝、ビタミンB6不足、酸化ストレス
ALT(GPT) 肝機能 全身状態、タンパク代謝、ビタミンB6不足、酸化ストレス
ALP 肝機能 亜鉛不足
LDH 貧血、炎症、骨疾患 全身状態、タンパク代謝、ナイアシン不足
γ-GTP 肝機能、胆道系 全身状態、タンパク代謝、酸化ストレス
コリンエステラーゼ 肝臓疾患 全身状態、タンパク代謝、脂質代謝
総コレステロール 高コレステロール血症 全身状態、タンパク代謝、脂質代謝、糖代謝
LDLコレステロール 冠動脈疾患リスク 全身状態、タンパク代謝、脂質代謝、糖代謝
HDLコレステロール 動脈硬化リスク 全身状態、タンパク代謝、脂質代謝
中性脂肪 肥満状態 全身状態、タンパク代謝、脂質代謝、糖代謝、酸化ストレス
クレアチニン 腎機能 全身状態、タンパク代謝、筋力低下
ヘモグロビン 貧血 全身状態、タンパク代謝、ビタミンB6不足、鉄不足
ヘマトクリット 貧血 全身状態、タンパク代謝、鉄不足
血清鉄 貧血 全身状態、タンパク代謝、鉄不足、酸化ストレス
フェリチン 悪性腫瘍 全身状態、タンパク代謝、鉄不足


※上記の検査項目と解釈の内容はほんの一例です。
実際の栄養解析検査では、上記に加え計70にも及ぶ項目を検査します。また、解釈の内容も一例であり、実際には、個々の項目を独立してみるだけでなく、関連し合う複数の項目を総合的にみて判断するものもあります。このように、検査項目を個別にみたり複合的・総合的にみたりして栄養学的な判断をするのがオーソモレキュラー栄養療法です。
単に結果の数値が正常範囲にあるかどうかに留まらず、オーソモレキュラー栄養療法的な数値の見方に医師がどの程度精通しているかがこの検査の要であるともいえます。

検査概要

血液検査を行って細胞を分子レベルで分析することで、全身の状態をチェックします。検査結果に応じて、必要となる栄養素を補給することで、細胞の修復・合成を促して体調不良を改善することで、全身の状態も正常に近づけていきます。また、必要な栄養素を補うことで身体の自然治癒力を促進し、病気や不定愁訴の予防・改善を後押しします。
自分に必要な栄養素を知りたい、自分の力で健康管理をしていきたい、薬を飲まなくても済むような丈夫な身体づくりをしたいという方は、予防医療としてぜひ一度ご検討ください。

検査の流れ

流れ

1カウンセリング

専門医がお悩みをしっかりと伺います。

2問診票に記入していただき、血液検査をして栄養解析検査を行います

一般的な血液検査では行わないものも含めて70項目以上を検査します。
チェックシートの記入が終わりましたら、日々の食事メニュー、生活習慣、お困りの症状などについてお聞きします。

血液検査による栄養解析は些細な疾患の兆候も発見可能

血液検査で70項目以上を検査することで、自覚していないような体内の栄養状態を把握することに繋がります。例えば、健康診断では特に異常が見つからなかった方でも、隠れ高血圧、隠れ貧血などの数値異常が発見されることも少なくありません。
また、一般的な健康診断では基準値の範囲内として考えられるものも、当院で実施する栄養解析ドッグでは些細な兆候も見逃さずにチェックしていきます。

3(約2週間後)検査結果をご説明し、治療方針を決定します

栄養解析レポートを元に、ご本人の食生活の問題点、現在の栄養状態についてご説明します。
また、状態に即した医療用サプリメント点滴食事指導などを適宜実施します。

4(3〜4ヵ月後)ご希望に添って再検査を数ヵ月後に行い、体の状態を再確認します

血液検査やカウンセリングを改めて実施し、栄養状態を確認します。

栄養ドックの所要時間

  • 栄養解析検査(血液検査):約5分
  • 医師による栄養解析カウンセリング:約30分

栄養ドックの費用

診療メニュー 料金(税込み)

カウンセリング料

最初の30分:5,500円

その後15分ごと:3,300円
初回血液検査(栄養解析レポートを含む) 22,000円
医薬品・サプリメント 4,000円~16,000円

※初診料が必要な医療機関が多いなか、当院では自費診療について初診料はいただいておりません。
※詳細レポートを希望される場合、別途6,600円が必要です。
予約制です。

栄養ドックのリスクと注意事項

リスク・副作用について
  • 何らかの疾患によって体調不良が起こっているおそれも視野に入れたうえで診療を行います。

  • 採血の際、アルコール消毒で肌のかぶれや注射針の痛みが生じることがあります。

  • サプリメントは、ご本人の体調や体質によって合うもの、合わないものがあり、発疹や下痢が起こることもまれにあります。

    ※副作用は必ず起こるわけではありません

通院ペース

3ヵ月おきの血液検査、カウンセリング、栄養解析レポートの作成を行ったうえで、栄養療法を1年間は続けていくことがよいとされています。

備考

正確な検査結果を担保するために、最低でも検査の8時間前には食事を済ませておくようお願いします。採血しにくくなるため、水、白湯、お茶(糖分を含まないもの)は飲んでください。コーヒー、たばこ、アルコールは控えてください。女性の場合、生理中は採血できません。

オリゴスキャンについて

体内の有害金属やミネラルは、蓄積や過不足が少量でも私たちの健康に影響を与えることがあります。
「なんとなく体調不良を感じるけど、病院では原因がわからなかった」、「病院で処方された薬を飲んでも症状が改善されない」といった方は、有害金属の蓄積やミネラルの過不足が原因となって体調不良を起こしている可能性があります。また、精神的な不調にも影響を及ぼすため、体内の蓄積状態を一度確認されることをお勧めします。

OligoScan/ オリゴスキャンは、手のひらに光を照射して、数分程度で体内の有害金属14元素、必須ミネラル20元素の蓄積状態を確認することができる検査器です。この検査の最も優れているのは、血液や尿、毛髪、爪などではなく、「組織」に存在(蓄積)している「現在の」ミネラルと有害金属を測定できるという点です。
これはどういったことなのかというと、たとえば、あるオフィス街にいくつか建物があるとします。それらの建物にどういった人たちが何人働いているのかを調べるとします。30代の女性が何人いるのかを調査する場合、実際に建物の中に入って調べる方法と、建物の前を通る道にそういった人が何人歩いているのかを調べる方法があります。道を歩いている人を見れば、建物の中のおおよその人数を予想できますが、実際に建物の中まで入って調べるほど正確ではありません。つまり、道(血管)を見て調べる方法が血液検査です。そして実際に建物(組織)の中に入って正確に調べるのがオリゴスキャンです。
この「正確」に測定できる、というの大きなポイントなのです。というのも、人間の体はホメオスタシスという機能によってミネラルのバランスが厳密にコントロールされているのですが、この厳密さゆえに少しでもバランスが崩れると、体に悪い影響が出はじめます。そして困ったことに、血液検査ではこの小さなバランスの崩れが明らかになりにくいのです。ちなみに、組織に存在(蓄積)しているミネラルや有害金属を調べるには、実際にメスや針で組織を採取する必要があります。しかしこれでは体への負担が大きく、検査を受けようと思う人はそういないでしょう。
一方、オリゴスキャンは、光を手のひらに当て、その光の吸収、透過、反射の違いを見て解析しているため体への負担が全くありません。また、尿で検査する方法の場合、むしろそのミネラルや有害金属を体内から排除しようとする体の排出能力を評価するのに有用であり、毛髪による検査に至っては「現在」の状態ではなく、数週間から数カ月前のことしかわかりません。このため、『組織』に存在(蓄積)している量をオリゴスキャンで測定しないと、なぜ体に不調が起きているのかを正確に調べることができないのです。ご自身のお身体の状態を適切に把握し、健やかな生活を送るためにぜひ一度検査をご検討ください。

オリゴスキャンで測定できるミネラルと有害金属

ミネラル 説明
カルシウム 主に骨にみられ、神経伝達、筋肉の収縮、血液の凝固作用、組織への酸素供給の役割があります。
不足すると「イライラ」、「情緒不安定」、「骨・歯が弱る」といった症状が出やすくなります。
マグネシウム あらゆる細胞にみられ、特に骨に多く含まれます。骨の構造維持や、正常な神経・筋肉系の活動をサポートするほか、300以上の酵素反応に関与しています。
不足すると「集中できない」、「筋力低下」、「肌あれ」といった症状が出やすくなります。
リン 主に骨に多くみられ、カルシウムとともに骨の構造維持に寄与しています。
また、中枢神経系でのエネルギーの貯蔵や伝達(ATP)のほか、酸塩基バランスにおいても重要な役割を果たしています。
リンはあらゆる細胞に欠かせない必須成分です。不足すると「倦怠感」、「疲労感」、「筋力低下」といった症状が出やすくなります。
ケイ素 骨、毛髪、爪、軟骨、皮膚の成分であり、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の生合成に重要な役割を果たしています。
不足すると「爪割れ」、「脱毛」、「皮膚のたるみ」、「血管がもろくなる」といった症状が出やすくなります。
ナトリウム 体の水分バランス、筋肉・神経の機能維持に必要です。不足すると「倦怠感」、「めまい」、「吐き気」、「低血圧」といった症状が出やすくなります。
カリウム ナトリウムと連携して体の酸塩基バランスを維持し、細胞の活動をサポートします。
特に、神経伝達や筋肉の収縮に必要不可欠です。不足すると「無気力」、「不安感」、「呼吸障害」といった症状が出やすくなります。
多くの酵素に必要不可欠で、骨、軟骨、鉄の代謝維持に使われるほか、免疫システムを刺激します。
不足すると「食欲不振」、「うつ」、「免疫力低下」といった症状が出やすくなります。
亜鉛 体内で起こる200以上の酵素反応の補因子です。成長、免疫、神経機能に関与しており、多くのホルモンの構造にも関与しています。
不足すると「疲れやすい」、「免疫力低下」、「肌あれ」、「味覚障害」といった症状が出やすくなります。
ヘモグロビンやミオグロビン、その他多くの酵素の形成で基本的な役割を果たしています。
不足すると「倦怠感」、「めまい」、「口内炎」といった症状が出やすくなります。
マンガン 炭水化物の代謝調節、血液の凝固作用、骨格形成、フリーラジカルの除去など、さまざまな酵素の働きに関与しています。
不足すると「運動機能低下」、「肌あれ」、「性機能低下」といった症状が出やすくなります。
クロム 体内の他の化合物と結合して、グルコース耐性因子を形成します。また、脂質代謝にも関与しています。
不足すると「消化不良」、「代謝不良」、「糖尿病リスクの増加」といった症状が出やすくなります。
バナジウム 甲状腺機能と骨代謝で重要な役割を果たしています。不足すると「肥満」、「脱毛」、「動脈硬化」といった症状が出やすくなります。
ホウ素 性ホルモンの濃度を高めるほか、骨格の維持に重要な役割を果たしています。不足すると「関節症」、「骨量減少」といった症状が出やすくなります。
コバルト ビタミンB12の成分です。赤血球の生成や神経の機能維持に寄与しています。
不足すると「食欲不振」、「集中力低下」、「悪性貧血」といった症状が出やすくなります。
モリブデン タンパク質の消化で生じる生成物を除去するのに必要です。不足すると「頭痛」、「夜盲症」、「居眠り」といった症状が出やすくなります。
ヨウ素 甲状腺ホルモンの必須成分です。体温調節、基礎代謝、生殖、成長、神経の活動などで重要な役割を果たしています。
不足すると「肥満」、「脱毛」、「肌あれ」、「精神発達の遅れ」といった症状が出やすくなります。
リチウム 神経細胞の活動に関与しています。不足すると「頭痛」、「手足のふるえ」、「うつ」といった症状が出やすくなります。
ゲルマニウム 組織の酸素化に寄与しています。不足すると「疲労」、「食欲不振」といった症状が出やすくなります。
セレン 体内の過酸化物を消去するのに必要なグルタチオンペルオキシダーゼの生成に寄与しています。
不足すると「免疫力低下」、「成長障害」、「抗酸化力低下」といった症状が出やすくなります。
硫黄 毒素の除去のほか、組織の合成過程にも関与しています。不足すると「皮膚炎」、「肌あれ」、「脱毛」といった症状が出やすくなります。
有害金属 説明
アルミニウム 特定の神経系の疾患や過敏性腸症候群の原因とされる有害金属です。
体内に蓄積すると「認知機能の低下」といった症状が出やすくなります。
アンチモン WHOによると、発がん性の可能性あり(グループ2B)に分類される有害金属で、特定の酵素の活性を阻害し、タンパク質や炭水化物の代謝、肝臓でのグリコーゲン産生を妨害します。
体内に蓄積すると「乾燥肌」、「脱毛」といった症状が出やすくなります。
銀ナノ粒子の毒性に関する研究では、同じ結論には至っておらず相反する意見が論じられていますが、生態毒性学的研究に関していえば、水中生物と陸上生物に対する銀ナノ粒子の生物学的影響(死亡、成長抑制、遺伝毒性、生殖毒性)が示されています。
体内に蓄積すると「皮膚変色」、「記憶力の低下」といった症状が出やすくなります。
ヒ素 有害な半金属です。長時間さらされると、皮膚疾患、手足の過角化症、色素沈着が生じる可能性があります。
また、発がん性もあります。体内に蓄積すると「酵素の働きが阻害」される可能性があります。
バリウム バリウム中毒やその化合物によって、消化器系、筋肉、心臓(不整脈)、神経系が影響を受けることがあり、化合物によっては、長期的に曝露されることで呼吸器疾患や高血圧を引き起こすことがあります。
体内に蓄積すると「筋力低下」、「不安感」といった症状が出やすくなります。
ベリリウム 慢性的にさらされると、肺肉芽腫症を引き起こす可能性があります。また、DNAを改変する可能性があり、発がん性もあります。
体内に蓄積すると「脱力感」、「呼吸困難」といった症状が出やすくなります。
ビスマス 蓄積量が高くなると、深刻な神経障害が引き起こされることがあります。
体内に蓄積すると「無気力」、「不眠」、「頭痛」といった症状が出やすくなります。
カドミウム 腎臓、骨、呼吸器系に毒性があります。発がん性もあります。体内に蓄積すると「節々の痛み」、「腎障害」といった症状が出やすくなります。
水銀 WHOによって、きわめて危険な有害元素であるとされています。神経系、消化器系、免疫系、肺、腎臓に有害な影響を及ぼすほか、運動機能障害や認知機能障害を引き起こす可能性があります。
体内に蓄積すると「疲労」、「口内炎」、「免疫低下」といった症状が出やすくなります。
ニッケル ニッケルアレルギーは決して珍しくなく、通常、接触することで皮膚炎が生じます。ニッケル金属は「発がん性の可能性あり」(グループ2B)に分類されており、その無機化合物は「発がん性あり」(グループ1)に分類されています。
体内に蓄積すると「めまい」、「金属アレルギー」といった症状が出やすくなります。
プラチナ 気道、肺、皮膚に刺激を与える可能性があります。体内に蓄積すると「皮膚炎」、「聴力障害」といった症状が出やすくなります。
WHOによって、深刻な有害金属とされています。脳や中枢神経系に悪影響を及ぼします。
体内に蓄積すると「貧血」、「高血圧」といった症状が出やすくなります。
タリウム 体内でカリウムと競合する物質で、きわめて毒性が高い金属です。消化器系に問題を起こしたり、神経精神症状を引き起こしたりするほか、神経障害、頻脈、高血圧、脱毛などの原因にもなりえます。
体内に蓄積すると「吐き気」、「頭痛」といった症状が出やすくなります。
トリウム 放射性の形態でのみ存在できる元素です。放射線について重要な臓器として、肺、骨髄、骨の表面、生殖器などが挙げられます。体内に蓄積すると「肺」、「膵臓障害」といった症状が出やすくなります。

検査の方法

検査機器から発せられる光を手のひらの4ヶ所に当てて確認します。検査時間は3分程度で済み、読み取ったデータを開発元のルクセンブルクにウェブ経由で送信して解析してもらいます。後日来院していただき、結果の内容と今後の治療についてご説明します。

たとえばカルシウムが不足している場合、「じゃあ、カルシウムのサプリメントを飲めばいいのね」ということになるかと思いますが、実際はそう単純でないことが多いです。これにリンの値が高い場合、この過剰なリンによってカルシウムが阻害されるため、リンの摂取を抑えるような食事療法も並行してご提案することになります。つまり、検査結果の1項目だけに注目するのではなく、横断的な視点でもみて総合的に判断しながら栄養療法を行わないと、ずっとサプリメントを続けているのに一向に良くならないといったことが起こります。せっかく検査をしても、その結果を100%活用できず体調が良くならないため、ドクターショッピングや別の検査を重ねてしまうということも珍しくありません。
このように、体の構造と栄養についてどの程度医師が熟知しているかが、栄養療法ではきわめて重要であるといえます。

オリゴスキャン検査の費用

診療メニュー 料金(税込み)
オリゴスキャン検査(検査結果説明) 16,500円

※初診料が必要な医療機関が多いなか、当院では自費診療について初診料はいただいておりません。
予約制です。
※食事制限等はありません。
※対象年齢は2歳以上です。

CLINIC医院情報

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