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機能性消化器病の検査に「GI-MAP」検査を追加しました

最新情報を確認していただきありがとうございます。

胃カメラ、大腸カメラなどの検査では異常がないのに腹部に症状があり、ネットでいろいろ調べ、ご自身がSIBOではないかと当院に来院される方が増えております。

これを受け、過敏性腸症候群(IBS)、感染後IBS、小腸内細菌異常増殖症(SIBO)、リーキーガットの疑いがある方にお勧めの便PCR検査『GI-MAP』を新たに採用しました。

GI-MAP Image

 

このGI-MAPは、少量の便をアメリカに送り、腸内で起こっていることをDNAレベルで調べる高感度の総合検査です。

この検査では、さまざまな病原菌の感染状況、腸内細菌叢のバランスについて調べることができるほか、水素産生菌、メタン産生菌および硫化水素産生菌が過剰に増殖していないかもわかります。

たとえばメタンガスは腸管の運動を低下させ、お腹にガスが溜まったり便秘を生じさせたりすることがわかっています。また、硫化水素は下痢を引き起こすことがわかっています。

このように、この検査で便秘や下痢の原因が特定できるかもしれません。

このほか、通常のピロリ菌検査では陰性と出ても、この検査では陽性と出ることも多くあり、これにより胃酸低下の原因が特定されることもあります。

胃酸の低下はリーキーガットやSIBOの主な原因として知られています。

米国では、機能性医学が進んでおり、当院もこの分野、特に機能性消化器病の分野に力を入れております。

この検査について詳しくは、こちらをご覧ください。

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